子どもと接するとき、特に何かをこどもに教えるとき、親は得てして一方的なコミュニケーションを取りがちです。今回は、そのことに対する注意点を話してみたいと思います。
子どもは、当然ながら親よりも人生経験が少なく、親よりも物事や社会のことを知りません。そのためほとんどの親は、”知っている側の人間”として子供に対して何を教えることになります。親自身も幼少の頃に、大人たちから接されてきたので無理もないのかもしれません。ですが、その接し方こそ子どもから考える力と成長の機会を奪っている可能性があるのです。
例えば、こどもが洗い物を手伝うと言ってくれたとしましょう。彼は慣れないながらも普段のお母さんのマネをして、なんとか頑張って食器を洗っています。しかし、洗う速度もすごくゆっくりで、さらにはコップを割ってしまいしました。
この時ほとんどの親が取る行動は、「もう仕事増やしてなにやってんの!」「危ないし、もうやらなくていいから!あっちで遊んでなさい」「(子供に聞かれてないのに)そうじゃない、こうやって洗うのよ」という肩代わりの行動でしょう。
確かに、小さい子であれば割れたガラス片を扱うのは危ないので親がやる必要があるかもしれません。
しかし、まず親が取るべき行動は、子供が手伝おうとしてくれたことへの感謝です。そして許容範囲でいいので、割れてしまったコップの処理を協力して行いましょう。次に割れてしまった時の対処法と、割れないように食器を扱う術を子どもは学ぶはずです。
一方的に肩代わりをしてあげようとするのは、もちろん親の愛情です。しかし、子供が学び、考え、次に生かすためには時間も労力もかかるもの。子供の手から取り上げるのではなく、その手を次にどう動かせばいいかを話し合うことが大切なのです。
このことを少し心がけてこどもに接するだけでも、成長の機会を子供がつかみ取る回数は増えるかもしれませんね。
子どもは、当然ながら親よりも人生経験が少なく、親よりも物事や社会のことを知りません。そのためほとんどの親は、”知っている側の人間”として子供に対して何を教えることになります。親自身も幼少の頃に、大人たちから接されてきたので無理もないのかもしれません。ですが、その接し方こそ子どもから考える力と成長の機会を奪っている可能性があるのです。
例えば、こどもが洗い物を手伝うと言ってくれたとしましょう。彼は慣れないながらも普段のお母さんのマネをして、なんとか頑張って食器を洗っています。しかし、洗う速度もすごくゆっくりで、さらにはコップを割ってしまいしました。
この時ほとんどの親が取る行動は、「もう仕事増やしてなにやってんの!」「危ないし、もうやらなくていいから!あっちで遊んでなさい」「(子供に聞かれてないのに)そうじゃない、こうやって洗うのよ」という肩代わりの行動でしょう。
確かに、小さい子であれば割れたガラス片を扱うのは危ないので親がやる必要があるかもしれません。
しかし、まず親が取るべき行動は、子供が手伝おうとしてくれたことへの感謝です。そして許容範囲でいいので、割れてしまったコップの処理を協力して行いましょう。次に割れてしまった時の対処法と、割れないように食器を扱う術を子どもは学ぶはずです。
一方的に肩代わりをしてあげようとするのは、もちろん親の愛情です。しかし、子供が学び、考え、次に生かすためには時間も労力もかかるもの。子供の手から取り上げるのではなく、その手を次にどう動かせばいいかを話し合うことが大切なのです。
このことを少し心がけてこどもに接するだけでも、成長の機会を子供がつかみ取る回数は増えるかもしれませんね。
#
by kokorosodate
| 2021-11-27 05:04
| 子育て・育児